こんにちは。

今回は皆さんの回りに必ずあるものをご紹介いたします。

それは「せっこうボード」です。

 

せっこうボードは住宅の壁や天井の下地材として使用される材料です。

美術室にある彫刻に使われているせっこうを板状にしたものです。

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皆さんのお部屋のクロスの1枚内側はほとんど全てこの石膏ボードが使われています。

また、店舗やオフィスビルではせっこうボードが仕上げとして使われている例もたくさんあります。

 

そもそもせっこうが建築資材として使われだしたのは紀元前7000年の古代エジプト

までさかのぼります。

あの有名なクフ王のピラミッドの石棺やクレオパトラのワインの杯等もせっこうだったそうです。

日本では大正の元年から工場生産が始まったそうです。

ちなみにせっこうボードは別名PB(プラスターボード)とも呼ばれます。

これは当時のせっこうボードの製法が、せっこうを泥状にしたものを流し込み

天日干ししていたことから

「塗りつける」を意味する「プラスター」に関連しているようです。

 

 

 

私も建築現場では見慣れていたせっこうボードがまさか紀元前の頃から

使われていたとは驚きました。

何千年も使われているということはそれだけ優れた材料ということですね!

作:日比

 


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